お茶

「お茶の工場見学」がもっと増えたら「お茶好き」さん増えるかもよ?って思う理由

こんにちは。茶一平 @whi2 です。

鹿児島のお茶屋さん池田製茶にて
小中高校生を対象に職場体験があったみたい。

お茶市場とお茶工場の見学がメインだけど
この工場見学ってポテンシャル高いよなーって常々思ってます。
理由は3つ。

うまく活用できればお茶好きさん増えますよ。

工場はお茶の大事な、けれど手付かずのフィールド

お茶のフィールドは大まかに3つあって

お茶畑 生のお茶っ葉が生えてる
工場 生のお茶っ葉をお茶に変える
使う場所 お茶をお店や自宅で使う

お茶に興味を持ってもらうために
「お茶畑」「使う場所」のイベントがあるけど。
「工場」だけはほとんど無いんですよね。

生のお茶っ葉がお茶にフォームチェンジする場所が工場。
大事なフィールドの1つなのに触れるチャンスが少ない。

このフィールドでお茶に接する機会は少ない、手付かずだけど
逆に言うともっとお茶に接してもらえる可能性の大きい場所です。

お茶作りを「体験」できる

体験って大事なコンテンツ。

「お茶の作り方」を聞いてもなんとも思わないけど
実際にお茶を作ると「体験」として印象に残ります
これはお茶作り以外もいっしょ。

工場ではお茶を作る機械がグオングオン動いてます。
お茶がコンベアでいろんな場所に移動します。
火入れ機械の周辺では汗だくになります。
作ったお茶の試飲をします。

目や耳、触覚など。
五感でお茶を体験できる場所です。

茶畑やお店とはまた違ったお茶の体験スポットです。

「コンテンツ化」できる

魅せ方の工夫がしやすい場所です。

お茶っ葉の性質に合わせて
職人さんが五感と機械を駆使してお茶を作り上げる場所。

これって1つの物語として大きな価値があると思ってます。

中国ではお茶を入れるパフォーマンスとして
「茶芸」ってのがあります。
お茶の入れ方そのものコンテンツにしてしまいました。

お茶の工場の案内もコンテンツに昇華できたらバッチリ印象に残ります。

茶畑みたいに天候に左右されないのも良いですね。

「工場見学」っておもしろい

お茶に限らず、工場見学って面白いんですよね。

ふだん食べてるなにか。
それを作ってる場所を体験して試食したりして。

可能性のカタマリ「工場見学」!
楽しい工場見学が増えたら「お茶好き」さん増えるかもよ?ってお話でした。