お茶

閉鎖型から開放型へ?静岡茶市場のホームページがリニューアル

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

大きなお茶の産地には「お茶市場」ってのがあります。
お茶っ葉を売ったり買ったりするための場所です。

静岡県にある「静岡茶市場」のホームページがリニューアル。
そして基本的に閉鎖的なお茶市場がいろいろ情報を公開しはじめたので
個人的に「ちょっとビックリした」ってお話をしますね。

株式会社 静岡茶市場【公式サイト】

そもそもお茶市場って何?

さきにお茶市場について説明します。おおざっぱに言うと。

お茶農家さんが不特定のお茶屋さんにお茶っ葉を売るための場所です。

農家さんは作ったお茶っ葉を売らないといけません。
でも忙しい農家さんが、お茶を買ってくれる人を探すのは大変。
なのでお茶市場で売りたい人と買いたい人のマッチングをします。

市場でのお茶っ葉の流れはこんな感じです。

  1. 農家さんがお茶っ葉を市場に持ち込みます。
  2. お茶屋さんはお茶っ葉をオークション形式で落札します。
  3. お茶市場お茶屋さんお茶っ葉を渡し代金を受け取ります。
  4. お茶市場農家さん代金を渡し手数料を受け取ります。

じっさいは事前に登録した農家さんやお茶屋さんしか市場で売り買いできません
この他いろいろな人が売買に関わってきますけど、
なんとなくのイメージで覚えててください。

さて、いま「事前に登録した」って言葉を使いましたけど
この「登録」に関する情報って基本的に非公開なんですよね。

それが今回のリニューアルでちょっと公開されてたんです。
茶市場への「新規参入の流れ」として。

あきらかになる茶市場への「新規参入の流れ」

公開されたのは売り手(お茶を売る人)や買い手(お茶を買う人)になるための具体的な流れ

新規参入の流れ | 株式会社 静岡茶市場【公式サイト】

具体的に〇〇をやって、その次に△△をやって〜
みたいな感じで手続きの流れが書かれています。
色々手続きがあるので、くわしくは読んでください。

もちろん全然情報はぜんぜん足りてません
特にお金のことは。

でも以前は非公開だったんですよ。

http://www.across.or.jp/chaitiba/hp002_002.htm より

まえは↑こんな感じでした。

今までは非公開だったのに
ホームページ1ページ分の情報を公開する

これって大きな進歩というか
「あんなに閉鎖的な場所がオープンになろうとしてるんだなー」
って私はビックリしたんですよ。

ちなみに「問い合わせれば答えます」って情報は「公開情報」じゃないです。
念のため補足。

ぜんぜん足りないけど良い流れ

新しく公開された情報もあります。
前のホームページから消えた情報もあります。

そしてホームページを見ていただければ分かりますけど
ぜんぜん情報たりてません

でもこれからです。

「現在のお茶市場の必要性」が無くなってきてるので
きっとお茶市場は変わっていきます。
根拠ですか?基本的に私は他人を信じるタイプなので。

ちなみに静岡茶市場。レンタルスペース茶市場見学もやってます。
気になった方は利用してみてはどうでしょうか?