鹿児島

鹿児島弁レッスン #07 動詞は「強化表現が多い」

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

鹿児島弁の勉強をしているのでノート代わりにこちらにもまとめていきますね。

今日は「書く」とか「投げる」とか動作状態をあらわす「動詞」のお話です。

動詞の活用は共通語とほとんど一緒です。
でもやっぱり鹿児島弁なので発音が変化するパターンが多いです。

そして強化表現を使うのが多い感じですね。

ちょっとお話しますね。

プラスして意味を強化

たとえば「突っ走る」って言葉の「突っ」って部分。

普通に「走る」でも良いんですけど「突っ」をプラスして
「走る」って意味を強化してるんですよね。
すごい走る」って感じ。

鹿児島にはこういう言葉がけっこうあります。

強化タイプは5種類

よく使われるのは「打ち」「引き」「掻き」「突き」「たくる」で強化した言葉。

たとえば「捨てる」に「打ち」をくっつけた「うっする」って言葉。
意味を強調したい「捨てる」ときに使います。
ちなみにふつうに「捨てる」ときにも使います。

他の強化パターンはこんな風に。

強化タイプ 強化例
打ち 打ち+捨てる うっする(捨てる)
引き 引き+たまげる ひったまげる(おどろく)
掻き 掻き+死ぬ けしぬ(死ぬ)
突き 突き+割る つっぐわる(割る)
たくる 踏む+たくる ふんたくる(踏む)

 

まとめます

というわけで

「鹿児島弁の動詞の特徴って何?」

って聞かれたら

「強化表現が多い」

って答えとけばOKです。
そして「ふつうの時にも強化した言葉を使う」ってお話でしたん。