ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
鹿児島弁の勉強をしているのでノート代わりにこちらにもまとめていきますね。
今日は「書く」とか「投げる」とか動作状態をあらわす「動詞」のお話です。
動詞の活用は共通語とほとんど一緒です。
でもやっぱり鹿児島弁なので発音が変化するパターンが多いです。
そして強化表現を使うのが多い感じですね。
ちょっとお話しますね。
プラスして意味を強化
たとえば「突っ走る」って言葉の「突っ」って部分。
普通に「走る」でも良いんですけど「突っ」をプラスして
「走る」って意味を強化してるんですよね。
「すごい走る」って感じ。
鹿児島にはこういう言葉がけっこうあります。
強化タイプは5種類
よく使われるのは「打ち」「引き」「掻き」「突き」「たくる」で強化した言葉。
たとえば「捨てる」に「打ち」をくっつけた「うっする」って言葉。
意味を強調したい「捨てる」ときに使います。
ちなみにふつうに「捨てる」ときにも使います。
他の強化パターンはこんな風に。
強化タイプ | 強化例 | |
---|---|---|
打ち | 打ち+捨てる | うっする(捨てる) |
引き | 引き+たまげる | ひったまげる(おどろく) |
掻き | 掻き+死ぬ | けしぬ(死ぬ) |
突き | 突き+割る | つっぐわる(割る) |
たくる | 踏む+たくる | ふんたくる(踏む) |
まとめます
というわけで
「鹿児島弁の動詞の特徴って何?」
って聞かれたら
「強化表現が多い」
って答えとけばOKです。
そして「ふつうの時にも強化した言葉を使う」ってお話でしたん。