鹿児島

鹿児島弁レッスン #10 ていねいな「モス」

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

鹿児島弁の勉強をしているのでノート代わりにこちらにもまとめていきますね。

共通語で「モス」といえばモスバーガー
では鹿児島弁で「モス」といえば何でしょう?

今日は

  1. 「モス」の意味
  2. 「モス」の活用3パターン

についてお話しますね。

ていねい表現の「モス」

「モス」は言葉をていねいに使う時の表現です

たとえば共通語で「書く」をていねいに言うと「書きます」。
これを鹿児島弁で言うと「書っもす」になるんですね。

ことばの最後に「もす」をプラスするとていねいな表現になります。

他にはこんな感じです。

共通語 鹿児島弁
します しもす
見ます 見もす
起きます 起きもす
〜ます 〜もす

「モス=ます」って覚えたら大丈夫です。

ていねいな否定表現(NOT表現)

「モス」を使って否定やNOTを表現をしたいとき。

たとえば共通語でDO NOTの「しません」。
鹿児島弁だと「しもはん」って言います。

「あさねごろは しもはん(朝寝坊はしません)」って感じですね。

「モス=ます」ですけど「しもん」にはならないので注意です。

ていねいな過去表現(DID表現)

つぎに「モス」を使って過去やDIDを表現したいとき。

たとえば共通語でDIDの「しました」。
鹿児島弁だと「しもした」って言います。

「宿題は しもした(宿題はしました)」って感じですね。

ていねいな勧誘表現(LET’S表現)

つぎに「モス」を使って勧誘やLET’Sを表現したいとき。

たとえば共通語でLET’Sの「しましょう」。
鹿児島弁だと「しもんそ」って言います。

「いっき しもんそ(すぐしましょう)」って感じですね。

鹿児島には昔「しもんそマルヒラ」ってお店があったので
「しもんそ」って言わない人でも聞いたことはあるかもですね。

まとめます

鹿児島弁で「モス」はていねい表現

「モス=ます」

って覚えておけばOKです。ってお話でした。