鹿児島

鹿児島弁レッスン #11 お正月の不思議なあいさつ「わこ ないやしたろ」

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

鹿児島弁の勉強をしているのでノート代わりにこちらにもまとめていきますね。

もうすぐお正月ですね。

お正月のあいさつといえば「あけましておめでとうございます」ですけど
鹿児島弁にはちょっと不思議なあいさつがあります。

鹿児島弁で「わこ ないやしたろ」

直訳すると「若く なりましたね」。

「あけましておめでとうございます」の代わりに使われるあいさつ。
今日はこの不思議なあいさつについてお話しますね。

年を重ねたのに「若い」?

もう1回おはなしすると

「わこ ないやしたろ」は「若く なりましたね」って意味。

また1つ年を重ねたのに若くなるってちょっと不思議ですよね。
さいきんは使われない表現なのでピンと来ないかもしれません。

でもちゃんと意味のあるあいさつなんです。

新しい気持ちで新年をスタート

去年あった「楽しいこと」と「悲しいこと」。

今年もたくさん出会う「楽しいこと」を想像してワクワクする。
「悲しいこと」は全部リセットして、気持ちを新たに今年を楽しむ。

そんなフレッシュな気持ちになることを「若返る」って表現したんだなーって感じてます。

なので「(今年も楽しむために)若く なりましたね」ってあいさつなんですね。

まとめます

鹿児島弁で「わこ ないやしたろ」の意味は

「あけましておめでとうございます」

それだけじゃなくて

「フレッシュ気持ちで新年を迎えましたねー」

っていう素敵なマジックワードです。ってお話でした。