ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
せっかくなので今日は正月っぽい鹿児島弁を。
鹿児島弁では「正月」に敬称をつけて
「しょがっどん(正月さん)」って言います。
では「しょがっばら」ってどういう意味でしょう?ってお話をしますね。
「しょがっばら」正月にお腹いっぱいの状態
「正月腹」と書いて「しょがっばら」と読む鹿児島弁。
読んでなんとなく意味分かっちゃったかもですけど、
「お正月にご飯を食べすぎてお腹が大きくなった状態」のことです。
お正月はついついお餅やおせち料理を食べすぎちゃいますよね。
さらにコタツでのんびりしてると体重は増えちゃうワケです。
気をつけなきゃですね「正月太り」。
でもこの「しょがっばら」。
そんなマイナスイメージの言葉じゃないんです。
「しょがっばら」は昔の鹿児島弁
むかしは食べるものが十分に無かったので
毎日粗食だったんですよね。ご飯とお味噌汁があれば良い方。
基本空腹です。
でもお正月やお盆だけは特別に贅沢を許されました。
ちょっとずつ貯めたお金でお米やお酒をたくさん買って。
みんなでご飯を食べて楽しむんです。
なので「しょがっばら」には
「年に数回の贅沢を楽しんだ」って意味もあります。
現代は昔より格段に食生活が豊かになったので
今は使われなくなった意味ですね。昔の言葉です。
まとめます
「しょがっばら(正月腹)」は
「お正月にご飯を食べすぎてお腹が大きくなった状態」だけでなく
「年に数回の贅沢を楽しんだ」
って意味を持つ昔の鹿児島弁です。ってお話でした。
今年も皆様にとって幸多い一年でありますように。
正月腹 しょがっはら