鹿児島

鹿児島弁レッスン #17 ラストの「ゆ」は「い」に変化

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

いまの季節。日本は冬ですね。寒いです。

鹿児島弁では「冬(ふゆ)」を含むラストが「ゆ」のことばは変化します。
なので今日は変化ルール「ゆ」は「い」についてお話しますね。

「ゆ」で終わる2文字以上のことば

今回は「ゆ」で終わる2文字以上のことばが変化します。

例えばこんな言葉ですね。

「ゆ」で終わることば

鮎(あ)、粥(か)、醤油(しょう)、露(つ)、冬(ふ)、繭(ま

2文字以上なので「湯(ゆ)」は変化しませんよ。

では変化ルールのお話に進みます。

省略ルール:ラストの「ゆ」は「い」

たとえば「冬(ふゆ)」は「冬(ふい)」になります。

「ゆ」が「い」に変化しちゃうんですね。

ことばの最後の「ゆ」が変身です。
最初や途中の「ゆ」は対象外。

他の「」もこんな感じで省略されます。

ラストの「ゆ」 共通語 鹿児島弁
あゆ あい
かゆ かい
醤油 しょうゆ しょうい
ふゆ ふい
まゆ まい

 

発音的には「イ」より「Yi」っぽく

ちょっとだけ詳しくお話します。スルーして大丈夫です。

今回変化した「イ」。
発音的には「イ」より「Yi」っぽいです。

たとえば「冬(Fuyu)」が「冬(Fuyi)」になるイメージ。

「イ」は口を広げて発音。
「Yi」はあんまり口を広げない。

でも「どっちでも大丈夫です」。英語と違って通じない事はありません。

まとめます

というわけで今回の鹿児島弁ルール。

  • ラストの「ゆ」は「い」に変化

2文字の「ゆ」が対象ですよ。ってお話でした。