ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
いまの季節。日本は冬ですね。寒いです。
鹿児島弁では「冬(ふゆ)」を含むラストが「ゆ」のことばは変化します。
なので今日は変化ルール「ゆ」は「い」についてお話しますね。
「ゆ」で終わる2文字以上のことば
今回は「ゆ」で終わる2文字以上のことばが変化します。
例えばこんな言葉ですね。
「ゆ」で終わることば
鮎(あゆ)、粥(かゆ)、醤油(しょうゆ)、露(つゆ)、冬(ふゆ)、繭(まゆ)
2文字以上なので「湯(ゆ)」は変化しませんよ。
では変化ルールのお話に進みます。
省略ルール:ラストの「ゆ」は「い」
たとえば「冬(ふゆ)」は「冬(ふい)」になります。
「ゆ」が「い」に変化しちゃうんですね。
ことばの最後の「ゆ」が変身です。
最初や途中の「ゆ」は対象外。
他の「ゆ」もこんな感じで省略されます。
ラストの「ゆ」 | 共通語 | 鹿児島弁 |
---|---|---|
鮎 | あゆ | あい |
粥 | かゆ | かい |
醤油 | しょうゆ | しょうい |
冬 | ふゆ | ふい |
繭 | まゆ | まい |
発音的には「イ」より「Yi」っぽく
ちょっとだけ詳しくお話します。スルーして大丈夫です。
今回変化した「イ」。
発音的には「イ」より「Yi」っぽいです。
たとえば「冬(Fuyu)」が「冬(Fuyi)」になるイメージ。
「イ」は口を広げて発音。
「Yi」はあんまり口を広げない。
でも「どっちでも大丈夫です」。英語と違って通じない事はありません。
まとめます
というわけで今回の鹿児島弁ルール。
- ラストの「ゆ」は「い」に変化
2文字の「ゆ」が対象ですよ。ってお話でした。