ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
今日は人日の節句。人日の節句といえば「七草粥」。
優しい味で美味しいですよね。
「七草粥」を鹿児島弁では「ななとこいのずし」って言います。
ってお話しますね。
「とこい」は「所」って意味
共通語で「七草粥(ななくさがゆ)」
鹿児島弁で「ななとこいのずし」
パッと見て「くさ=とこい?」って思うかもですけど違います。
「とこい」は「所」って意味です。
「ずし」は雑炊って意味なので
「ななとこいのずし」=「7つの所の雑炊」
雑炊はともかく、なんで「所」かって言うと鹿児島の風習が関係あるんですね。
鹿児島の風習「七つの家から七草粥をもらう」
鹿児島では
7才の子供が7つの家から七草粥を貰ってくる
って風習があるんですね。
- ご近所さんが七草粥をたくさん作っておきます。
- そして7才の子供がご近所さんを7軒訪問。
- それぞれのご近所さんから七草粥を少しづつ分けてもらいます。
こんな感じです。
なので7軒のご近所さんから。7軒の所から貰ってくる雑炊なので
「ななとこいのずし」
ってなるんです。
まとめます
というわけで今回の鹿児島弁
- 七草粥は「ななとこいのずし」
鹿児島の風習で「7軒の所から貰ってくる雑炊」って意味ですよ。というお話でしたん。