はいこんにちは。茶一平 @whi2 です。
今日もやっぱり寒いです。
鹿児島には足を寒さから守ってくれる「でこんばっち」ってのがあります。
たぶん皆さん履いたことあるアレです。
というわけで今日は「でこんばっち」についてお話しますね。
ヒートテック「でこんばっち」

足に履くヒートテック「でこんばっち」って言えばピンと来るかもしれません。
「でこんばっち」はズボンの下に履く股引(ももひき)やタイツのことですね。
「ぱっち」って言い方もありますけど「でこんばっち」は鹿児島オリジナル。
なので他県では通じない表現です。
じゃあ「でこんばっち」って言葉についてちょっと補足しますね。
「でこんばっち」の言葉の解説
「でこんばっち」は「でこん」と「ばっち」の組み合わせことばです。
「ばっち」は「ぱっち」
そのまま股引とかタイツとかって意味ですね。
「でこん」と組み合わせで「Pa-cchi」が「Ba-cchi」に変化したみたいですけど
なんでかは分かんないです。
「でこん」は大根
鹿児島弁で読み方は変わってますけど「大根」ですね。
鹿児島弁ルール「あ段+い」で「だい→で」になります。

「でこんばっち」じだいが鹿児島弁なので
「だいこんばっち」って言っても他県では通じませんよ。念のため。
そもそもなんで「でこん(大根)」?
昔は薄い生地の「ぱっち」が多かったんですね。
それを履くと「足の色や形が大根みたいに見える」。
「大根足」って言葉もありますけど、そんな感じですね。
というわけで履くと足が大根みたいだから「でこん(大根)ばっち」って言われるようになりました。
今はオシャレな股引やタイツもあるので、大根っぽくは見えないかもですね。
まとめます
というわけで冬の寒さから足を守ってくれる
- 「でこんばっち」は股引やタイツのこと
ですよ。ってお話でした。
体を冷やすと良くないですから、じゅうぶん暖かくしてくださいね。