鹿児島

鹿児島弁レッスン #23 さいしょの「ら行」は「だ行」に変化

ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。

よく「ら行」で始まる日本語は少ないって話があります。
ある時期までは「ら行」で始まる日本語って無かったらしいんです。

鹿児島弁の場合、その数少ない「ら行」のことば
べつの言葉に変化しちゃいます

なので今日は変化ルールさいしょの「ら行」は「だ行」についてお話しますね。

さいしょが「ら行」のことば

今回は「ら行」で始まることばが変化します。

例えばこんな言葉ですね。

「ら行」で始まることば

っきょう、ンプ、利子(し)、理屈(くつ)、留守番(すばん)、例(い)、蓮根(んこん)、櫓(ろ)

では変化ルールのお話に進みます。

変化ルール:さいしょの「ら行」は「だ行」

たとえばンプ」は「ンプ」になります。

「ら」が「だ」に変化しちゃうんですね。

RanpuRD に変化して Danpu になるイメージ。

ことばの最初の「ら行」が変身です。
途中や最後の「ら行」は対象外。

他の「ら行」もこんな感じで変化します。

さいしょの「ら行」 共通語 鹿児島弁
らっきょう らっきょう だっきょう
利子 りし ぢし
理屈 りくつ ぢくつ
留守番 るすばん づすばん
れい でい
蓮根 れんこん でんこん
櫓(オール)

こんな風に変化するんですけど最近は使われない変化ですね。

まとめます

というわけで今回の鹿児島弁ルール。

  • さいしょの「ら行」は「だ行」に変化

もともと少ない「ら行」の言葉が
さらに少なくなっちゃいます。ってお話でした。