ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
よく「ら行」で始まる日本語は少ないって話があります。
ある時期までは「ら行」で始まる日本語って無かったらしいんです。
鹿児島弁の場合、その数少ない「ら行」のことばが
べつの言葉に変化しちゃいます。
なので今日は変化ルールさいしょの「ら行」は「だ行」についてお話しますね。
さいしょが「ら行」のことば
今回は「ら行」で始まることばが変化します。
例えばこんな言葉ですね。
「ら行」で始まることば
らっきょう、ランプ、利子(りし)、理屈(りくつ)、留守番(るすばん)、例(れい)、蓮根(れんこん)、櫓(ろ)
では変化ルールのお話に進みます。
変化ルール:さいしょの「ら行」は「だ行」
たとえば「ランプ」は「ダンプ」になります。
「ら」が「だ」に変化しちゃうんですね。
Ranpu の R が D に変化して Danpu になるイメージ。
ことばの最初の「ら行」が変身です。
途中や最後の「ら行」は対象外。
他の「ら行」もこんな感じで変化します。
さいしょの「ら行」 | 共通語 | 鹿児島弁 |
---|---|---|
らっきょう | らっきょう | だっきょう |
利子 | りし | ぢし |
理屈 | りくつ | ぢくつ |
留守番 | るすばん | づすばん |
例 | れい | でい |
蓮根 | れんこん | でんこん |
櫓(オール) | ろ | ど |
こんな風に変化するんですけど最近は使われない変化ですね。
まとめます
というわけで今回の鹿児島弁ルール。
- さいしょの「ら行」は「だ行」に変化
もともと少ない「ら行」の言葉が
さらに少なくなっちゃいます。ってお話でした。