はいこんにちは。茶一平 @whi2 です。
あいかわらず今日も寒いですね。
「寒い」ってのを強調して言いたいとき。
共通語だと「超寒い」とか「とっても寒い」とかって言いますよね。
鹿児島弁だと「も」をつけて繰り返します。ってお話をしますね。
大事なことは2回言うんです。
「も」をつけて繰り返す
強調したいときは「も」をつけて繰り返すんです。
たとえば「超寒い」って言いたいとき。
鹿児島弁だと「寒みも寒み」って言います。
「寒み(寒い)+ も + 寒み」 で「寒みも寒み」
京都方面では「寒い寒い」って繰り返して強調する表現もあるみたいですけど
「も」って使わないんですよね。
ほかにはこんな感じでくりかえします。
共通語 | 鹿児島弁 | |
早い | とっても早い | 早えも早え |
強い | とっても強い | 強えも強え |
眠い | とっても眠い | 眠びも眠び |
ぐらし | とってもぐらし | ぐらしもぐらし |
「ぐらし(業らし)」は鹿児島弁です。共通語だと「かわいそう」って意味ですね。
「とっても」も使います
もちろん「とっても」って言葉もふつうに使いますよ。
鹿児島弁では「わっぜ」って言いますので
「とっても寒い」は「わっぜ寒み」になります。
形容詞限定の強調表現
「も」で繰り返すのは形容詞だけです。
「悲しい」とか「きれい」とか「濃い」とか。
ちなみに動詞の強調表現は前にお話しましたこちらをどうぞ。

鹿児島弁レッスン #07 動詞は「強化表現が多い」強化表現が多い。なんならふつうの時にも強化した言葉を使います。...
まとめます
鹿児島弁で強調して伝えたいときは
- 「も」をつけて繰り返す
- 形容詞限定
ってお話でしたん。