鹿児島

鹿児島弁レッスン #33 古語ベースの「なえ」

はいこんにちは。茶一平 @whi2 です。

今日の午後に熊本で震度5の地震がありましたね。

大きな被害はなかったみたいなのは幸いでした。
地震続きなので気が休まらないかもですけど、
風邪ひかないようご自愛くださいね。

今日は地震つながりで鹿児島弁「なえ」についてお話しますね。

☆YouTubeでもちょっとだけお話しました。

「なえ」は「地震」って意味

 

「なえ」は「地震」って意味の鹿児島弁です。
「なえ」って言っても植物の苗じゃないですよ。「なまず」の略でもありません。

ちょっと特殊な鹿児島弁で、よくある「変化パターン」とは違うんですよね。
補足します。

「なえ」古語ベースの鹿児島弁

「なえ」は古語ベースの鹿児島弁です。

もともと古い言葉で「なえ」っていうのがありました。
意味は「地震」って意味です。

「ない」とも言いますね。「ないの神」は地震の神様です。

この「なえ」は鹿児島で消えることなく使われて定着
結果的に鹿児島弁になっちゃいました。

最近は消えつつあります

現代では「じしん」って言うのがほとんどですね。
「なえ」は使われません。

なんだかんだで残った古い言葉も
とうとう消えるのかもしれません。

まとめます

  • 鹿児島弁「なえ」は「地震」って意味
  • もともと「なえ」は「地震」の古い言葉
  • 古い言葉が消えずに残ってた鹿児島弁あつかいになった

ってお話でしたん。

鹿児島も他人事じゃないので地震に備えて準備をしっかりしときましょうね。