鹿児島

鹿児島弁レッスン #34 がっつり意味をもつ「がっつい」

はいこんにちは。茶一平 @whi2 です。

鹿児島弁にも「同じ言葉なのに別の意味がある」系の言葉がいろいろあります。

そのなかでも「がっつい」は色んな意味を持ってます。
今日はその「がっつい」についてお話しますね。

「がっつい」の7つの意味

同じ「がっつい」なのに
私の知ってるのは7つの意味がありますね。

意味 例文
ぴったり がっつい(ぴったり)合う
たくさん がっつい(たくさん)食べた
まるで がっつい(まるで)子供みたい
そっくり がっつい(そっくり)似てる
ほんとに がっつい(ほんとに)忙しい
きっちり がっつい(きっちり)勉強した
恥ずかしい がっつい もー(恥ずかしいなぁ、もー)

似てる意味を合わせると「ぴったり」「たくさん」「まるで」「恥ずかしい」系の4タイプ。

さいごの「恥ずかしい」は「がっつい もー」の時だけ使う感じですね。
ほかの「がっつい」は色んなパターンで使います。

「がっつい」は昔から使われてた

遅くても明治時代から使われてきた「がっつい」
その頃の本には「ほんとに」とか「きっちり」とかって意味で書いてます。

2つの意味しか無かったのか。もっとたくさん意味があったのか。
そこまでは分からないですけど
けっこう古くから使われて今でも残ってる鹿児島弁ですね。

けっこう便利な言葉です。

まとめます

  • 鹿児島弁「がっつい」には色んな意味がある
  • 意味は7つ以上で「たくさん」とか「きっちり」とか
  • 遅くとも明治時代から使われていた

ってお話でしたん。

ひょっとした「がっつい」はこれから意味が増えてくかもしれませんね。