ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
ちょっと前に吉野の郷土誌を読んでいて見つけた「花倉坂の磨崖梵字」。
なぜかスゴイ気になって、現地に行ってみました。
結論から言うと「花倉坂は通れない」です。
花倉坂について
鹿児島市吉野町にあります。
「花倉地区」の「西郷隆盛蘇生の家」付近から始まって、
吉野台地の「七社地区」まで登る坂です。
鹿児島の人は「8.6水害」を思い出す方もいるかも。
また、西南戦争の戦地になった場所。
戦闘の内容が気になる人は 西南記伝. 中巻 2 – 国立国会図書館デジタルコレクション を読んでみてください。
坂の下:花倉地区からは立入禁止
まずは「西郷隆盛蘇生の家」に行きます。近くの踏切そばのココが花倉坂のはじまり。
ここから登っていきます。
花倉病院の跡地を通り過ぎ、草木や蜘蛛の巣で覆われた道をかき分けると立入禁止の看板が3つ。
この先は工事中で通れないようです。ここは諦めて引き返します。
坂の上:七社地区からは草木で通れない
「磯山公園」に行く途中。小さな標識が立ってます。
花倉の坂。かごしま風に言うと「けくらん坂」。
車で行けるのは最初の100mくらい。
右手に廃屋の門。目の前に車止め。ここからは徒歩です。
道が落ち葉や土で埋もれてて歩きにくい。滑りやすい!
元々はコンクリートっぽい道なんですけど、ほとんど埋もれてます。
ちょっと歩くと、その先は草茫々。木は道を塞ぐし、蜘蛛の巣だらけ。
少し進みました。でもその先は草の中を突き進まないと無理っぽい。
道は狭いので足を踏み外したら下まで転がり落ちそう。
そこまでリスク負いません。諦めて引き返します。
花倉坂は通れない。けれど、
梵字を探すどころじゃないですね。
花倉の坂が取れません。
通れる範囲で探しましたけど、見つからない。
工事が終わってから本格的に草刈りしないと通れないですね。
・・・なんですけど
この日、偶然と幸運が重なって摩崖梵字を案内してもらえました。
そのことにはついては、また別の機会に書きます。