ハイこんにちは。茶一平 @whi2 です。
先日ご紹介した「花倉坂の摩崖梵字」について。
昔の新聞に、発見された当時のことが書かれてるのを発見!
1969年7月5日の南日本新聞に掲載
49年前の新聞に書かれてました。まとめると、
- 1964年 島津興業の職員が文字らしいものを発見
- 1969年 鹿児島県文化振興財団の専門委員達が正式に確認
- 確認された梵字の岩は3つ
- 梵字のそばに制作年や製作者の情報は無い
- 専門委員の築地さんが「仙巌園の魔除け」と推測
写真も載ってますけれど、マイクロフィルムで画質が悪くて確認できません(´・ω・`)
わりと最近見つかったから昔の本に載っていない
この摩崖梵字について、明治時代から平成時代までの本を調べてました。
でもほとんど見つかりません。
その理由は納得。昭和時代末期に見つかったから大昔の本には載ってないんですね!
新聞見つけた時は「由来とか載ってるかなー」って思ってましたけど残念。
でも発見された時代がわかったは収穫!
昭和末期くらいの時代で探してみますね!
追記:載ってる本を見つけました
1977年の「かごしま歴史散歩」って鹿児島の史跡を解説してる本。
「花倉御仮屋跡」の解説の中に少しだけ書いてありました。
この北側山手には、ボン字磨崖仏があり、武運長久や家内和合を祈ったものだという。
魔除けとはちょっとニュアンスが違う感じですねー。